ボルトアクション ゲームレポート「USマリーンvs帝国陸軍」
ポーランドのスタッフのマチェイとその友人のジャンが最近、戦場となるゲームボードを仕上げたようだ。今回は彼らのゲームのレポートをご紹介しよう。
マチェイ
「今回ボルトアクションのルールブックで紹介されている拠点防衛戦のシナリオをプレイ。自分はUSマリーン(海兵隊)とフューリー号と名付けたシャーマン戦車でジャンの帝国陸軍のディフェンスアーミーに挑んだ。航空支援勢力を要請したんだけど、これが今回のゲームの展開を大きく左右することになったんだ。
輸送車輌を迎えていなかったので、思い切って左翼方面のターゲットは無視することに。その代わりこれから来るであろう別の2つのターゲットに対して射撃を行うことに決めた。
自分の全てのインファントリーユニットにBAR(ブローニング・オート・ライフル)を持てるだけ装備させたので、ジャンの指揮する構成人数の多い日本兵の「バンザイ突撃」に備えたんだ。」
ジャン
「自分が守備側だったから、USマリーンの火力に対して最大限の準備をするためユニットの構成人数を増やした。マチェイがゲーム開始時に予備砲撃を行ったんだけど、ダイスの出目が1だったから喜んでいたのも束の間。フォワードオブザーバーによる航空支援攻撃をゲーム早々に見事に決めてきたんだ。当初考えていた右翼から攻める戦力が厳しくなってしまったので、作戦を変更して中央の戦力に立ち向かうことにしたんだ。攻撃は最大の防御ということが教訓になったよ。」
ジャン
「マチェイのシャーマンに攻撃に対抗すべく川岸まで自分のカミカゼチームを進軍させようとしたんだけど、火力が予想以上にあったので、背後にある障害物に身を潜めたんだ。」
マチェイ
「ウチのHE(高性能爆薬)がラッキーなことに、ついに活躍することができた!戦力を削りピンマーカーをジャンの中央ユニットに対して与えることができた。一方でジャンは左翼側の3番目のカミカゼチームが重機関銃による射撃のうち7発を避けることができたので、シャーマンに向けて突撃して来たんだ!」
マチェイ
「激戦が続いたけど、6ターン終了時にシナリオルールの通りにゲームの終了判定を行うことに。中央の目標物は確保していて、右側の目標物まであと少しの位置に自分のユニットがいたんだけど。。。ダイスロールは無情にも2が出たので7ターン目に入らず終了となった。もしも7ターン目に入っていたら勝てたのに。。。自分のUSマリーンは目標物を1つだけ確保していたので、ゲームの結果は引き分けで終了した。」
ジャン
「ゲーム開始早々に右翼側のユニットを失うことになったけど、マチェイが中央と自分の左翼側に戦力を集中してきたので、カミカゼチームの準備を進めることができたんだ。」
マチェイ
「いつもゲームをやっている仲というのもあるけれど、事前にどんなシナリオとシチュエーションでゲームするかを企画していたからより快適にゲームを楽しめた。
リリースされた「エンパイア イン フレム」には追加ルールやシナリオ(「トロピカルハザード:熱帯での危険性」や「塹壕」「水上からの突撃」等)が収録されているから、ここからヒントを得てまたゲームを楽しみたいと思うよ。君も機会を見つけてぜひ挑戦してみてはいかがだろう?」