ボルトアクション新スターターセット「Dデイ ファイアファイト」とルール改定について
ボルトアクション 新スタートセット「Dデイ ファイアファイト」
10月4日(土)に発売決定!
価格:13,000円
内容は以前紹介した内容に加えて、日本版特別アイテムとして以下が追加でセットに入ります。
・日本語対訳版CD-R(9月26日現在、英語版エラッタ・加筆ルールなど修正済み)
・スターターシナリオ日本語訳
・日本語対応プレイシート(早見表)
新しいスタートセットを紹介するにあたり、この3点の準備に時間がかかってしまいましたが、
ようやくご紹介できることを嬉しく思います!
新スタートセット「Dデイ ファイアファイト」をどうぞよろしくお願いします!
これに伴い、今現在ボルトアクションを楽しまれている皆様にご紹介すべき情報ですが、
本日9月26日現在の対訳版ルールブックにおいて、ルールの加筆修正とエラッタが数点あります。
こちらについて、後日PDF形式でサポートWEBにて紹介いたしますが、
現状で一番重要な加筆修正をこちらにて先攻でご紹介いたします。
週末ボルトアクションを楽しまれる際の手助けになれば幸いです。
ボルトアクション 英語版ルールブックP81(対訳版P59)「ビークルと足止め」
「戦車と装甲車のように」から始まる最初の3行を以下のように修正。
<修正後>
戦車と装甲車のように装甲を施されたビークルは小火器からの攻撃によって足止めを受けません。重火器による戦車・装甲車への影響はビークルを操縦しているクルーの熟練度によって異なります。すなわち戦闘経験の少ないクルーであれば交戦した際にすべての事に対してビックリしてしまうでしょうし、経験の豊富なクルーであれば、相手が撃った武器によって臨機応変に対処を変えることでしょう。
・新兵がビークルを操縦している場合
新兵によるビークルが相手から重火器(もしくは貫通値が最低でも+1の攻撃)による攻撃によりヒットされた場合、ビークルがダメージになったかどうかに関係なく1本ピンマーカーを受けます。
・ベテラン兵がビークルを操縦している場合
ベテラン兵によるビークルが相手から重火器による攻撃を受けてビークルダメージに至らなかった場合、ピンは受けません。ピンを受けるのは重火器と貫通値が存在する攻撃によってビークルがダメージになった(各種、貫通ボーナスを加えたダメージロールで)場合にのみピンマーカーを受ける事になります。
これにより、すべての修正が加わり貫通値が最低でも+1の攻撃によってダメージになり、装甲ビークルダメージ結果を調べることになって初めてピンマーカーを1本受けることになります。ヒットはしたがビークルにダメージを与えられなかった場合にはピンが付きません。
言い換えれば相手のベテラン兵のビークルにピンを与えたいのであればヒットさせるだけではなくダメージ(跳弾以上の結果)させる必要があります。
例:スチュワートに搭載されている軽対戦車砲で相手側のベテラン兵によるティーガーⅠ(ダメージ値10+)の正面に対し攻撃を行ったとしよう。軽対戦車砲の貫通値は+4であるが、射程の半分を超える遠距離射撃を行う場合には貫通値に−1の修正が加わるので、貫通値の合計は+3となる。この状況によりヒットしたとしてもダメージ値の最大値が9(ダイス目最大で6、貫通値によるボーナス修正+3)となるので、この射撃ではティーガーⅠにダメージを与えられないのでピンも与えられないことになる。仮に6インチ以内からの近距離射撃もしくは、側面への射撃(またはその両方)であればダメージ値に届いていることになりピンを与えることになる。
ちなみに武器やルールで貫通値がない攻撃だが、自動的にピンマーカーを与えると表記されているもので攻撃された場合、ベテラン兵によるビークルであったとしてもピンマーカーを自動的に受けてしまいます。
例:ダメージ値+10のベテラン兵によるビークルがエアストライクのターゲットになってしまった場合、他のユニットと同様にルールにある通りエアストライクによる処理が始まる前にD3−1本のピンマーカーを受けてしまいます。またこの後続いて決定する戦闘機の種類によって貫通値がない攻撃を受けてしまった場合でも追加でピンを受けることになります。
正規兵がビークルを操縦している場合
正規兵によるビークルが相手から重火器(もくしは貫通値が最低でも+1の攻撃)による攻撃を受けた場合、ピンを受けるか否かはランダムで決定します。つまり射撃を受けるたびにD6を振り結果が1−3であった場合には新兵の時のように扱われ、4−6の場合はベテラン兵が攻撃を受けた時に用に扱われます。